紫が好きな人への、理想的な売り方

買い物をするとき、必要なものだけちゃっちゃと買いたい人、店員さんと会話を楽しみながら買いたい人など、色々なタイプのお客様がいますよね。

接客の仕事をしている人は、初めてのお客様にはどう対応するべきか悩みどころかとは思いますが、色をヒントにする方法がありますよ。

このブログでは、カラーセラピストである私が買い物を通じて感じたことをお伝えします。

Diorにて

大切な人(紫の人と呼ぶことにします)への誕生日プレゼントを選びに、銀座へやってきた私たち。

プレゼントは、かなりお気に入りの様子だったDiorのお財布に決めました。

これを購入するまでの間、色々な発見があって面白かったんですよ。

   

自分のペースで買い物をしたい紫の人に、店員さんは次から次へと話しかけてきました。

紫の人の商品を選ぶ様子。そして、それに対応する店員さんの様子。

二人のやりとりがだんだんかみ合わなくなってきて、隣にいる私まで何だかハラハラ(汗)

一流ブランド店ですから、接客にも一流を望んでしまいますが・・・まぁ人によりますよね。

        

本日の記事は、決して店員さんをディスりたいのではありません。

こんなところに注目してみるのはいかがでしょうか?というご提案です。

      

     

お客様が「好きな色」は、お客様の「心の声」を知る手ががりになります。

「何をして欲しいのか」

「何をされたら嫌なのか」

「今どんな気分で何を求めているのか」

こうしたお客様の心の声を聞き逃さないために、まずは、身に着けている物の色をチェックしてください。

女性の場合はネイルやメイクに使われてる色もその人の気分を表していることが多いので、気をつけて見てみてくださいね。

もちろん手に取る商品も好きな色であることが多いですから、要チェックです。

   

紫の人への接客

紫の人は、紫のお財布を手に取りました。

紫の人が探しているのは「芸術的な美しさ」です。

安くてもデザインの好ましくないものは、欲しいと思いません。

この紫のお財布も、良く見ると2種類の革を編んで作られていて、その微妙な革のコントラストが決め手となりました。

紫が好きな人は、気に入った色柄や質感に出会うと迷わずパッと買ったり、2つ3つ気に入ったら、それらを全部買う方が多いです。

いつも疲れているので、静かなところでマイペースに買い物をしたいはず。

そして、一切のセールストークを嫌うので(商品説明はOK)この人に安易に声をかけるのはキケン。

質問があれば自分から声をかけるので、声がかかるのを待ったほうが得策かと。

    

      

色は、言葉や行動で示す以上に心の中を表現しています。

人と接する仕事をしている人は、相手の色にも注目してみてくださいね。

カラーセラピストは、色の声を聴く専門家です。

私は色からのメッセージが分かるようになって、日常の見え方が変わったことに驚きました。

新しい見方、考え方を知ると、今まで何気なく見てたものが違った角度で見れるようになって
新しい発見が増えて楽しくなりますよ。