青/ブルー 色の意味・色彩心理

色には、どんな意味があるのか?

今回は、青(ブルー)について詳しくお伝えします。

青・ブルーの物語

古代日本語の固有の色名は「あか・くろ・しろ・あお」の四語のみだったとの説が有力です。

はるか昔は、緑・紫・灰色など、広い範囲の色を相称して「あお」と呼んでいたと考えられています。

「あお」という色名の由来のひとつに、こんな説があります。

 

片山龍峯が考察した一説として、日本語のアオは「アフ=会う・合う」、または、その連用形の「アヒ=間(隣合うの意)」と関連した語であり、アイヌ語のアフ(会)の他界観とも関連するものと捉えられている。

龍峯によれば、アオとは黒と白の範囲の中間色を意味する「間(アヒ)」からきているとされ(龍峰はさらに現世と他界の中間の意についても触れている)、沖縄でも青はこの「アヒ(間)」から派生した語であるとしている。したがって、大和・アイヌ・琉球における「アオ」の語源の流れは同じところから派生したものと考察している。

(Wikipediaより)

 

青は空や海、川などをイメージさせます。

私たちにとって、晴れ晴れとした青空や美しい海は、どこまでも広がる広い心を感じさせたり、ずっと続いてほしい平和の象徴でもあります。

約4億年前に人類の祖先は海から陸に上がってきましたが、地球の生命の起源は海にあります。

生命を生み出す海の色から、青には「女性性」や「母性」といった意味があります。

青が女性を表すって、意外ですよね。

私が小学生のときは、男の子のランドセルは黒で女の子のランドセルは赤だったし、トイレの表示などでも、黒や青が男性で赤が女性という色使いをしていることが多いですよね。

ですが、カラーセラピーで使う色彩象徴だと、女性を表す色は「青」なんです。

女性=青

このことを初めて知ったときは、驚きました!

ちなみに、幼児の女の子に好きな色を聞いてみると、ダントツで「水色」と「ピンク」でした。

どちらにも「女性」という意味があることを、本能的に知っているのかもしれませんね。

   

青・ブルーの意味

冷静、クール、冷淡、冷たい、誠実、信頼、まじめ、優等生、感情、思慮深い、透明性、自由、束縛を嫌う、理想、平和、平等、対等、差別しない、公平、内向的、内省的、真面目、従順、秩序、整理整頓、配慮、賢明、包み込む、包容力、母性、良妻賢母、思いやり、受け入れる、言語、コミュニケーション、自己表現、文章を書く、声に出す、記録

 

青・ブルーが気になるときの心理【ポジティブ】

・洞察力に優れ、混乱した状況を鎮めることができる。

・争いごとは好きではなく、秩序と平和を好む。

・どんな人でも分け隔てなく、公平に接することができる。

・自分の意見を伝え、相手の意見も受け入れる。コミュニケーション能力が高い。

・束縛を嫌い自由を好む。ただし仕事には誠実に取り組む姿勢がある。

     

青・ブルーが気になるときの心理【ネガティブ】

・表現がストレートすぎて、意図せず人を傷つけてしまいがち。

・自分の思いをうまく伝えられず、シャイで口下手になってしまう。

・「平等」が過ぎるあまり、身内や仲間からは冷たいと思われてしまう。

・常に受け身の姿勢で、主導権を人に渡してしまう。

    

チャクラ

ブルーは第5チャクラを表す色で、スロートチャクラと呼びます。

  

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