【日傘おすすめの色】紫外線対策には白・黒どちらがいいの?
焼けるような日差しの夏が、今年もやってきました。
夏だけでなく、春先から日傘を使う人も多いですよね。
紫外線から肌を守るだけではなく、熱中症対策にもなる優秀な日傘。
「UVカット」や「完全遮光」など機能面も大事ですが、紫外線対策や熱中症対策には「色」も有効です。

今回は、紫外線対策に有効な「色」をご紹介しますね。
紫外線とは、電磁波の一種
紫外線は、電磁波の一種で、太陽の光に含まれています。
太陽の光はさまざまな電磁波を含んでいますが、地上まで届くものは、可視光線・紫外線・赤外線です。

◆可視光線(380ナノメートル~750ナノメートル)
色として人の目で見える電磁波。
◆紫外線(380ナノメートル以下)
可視光線の紫よりも波長の短い電磁波。
日焼けや皮膚がんの原因となる。
紫外線はUV「ultra violet」と略される。
◆赤外線(750ナノメートル以上)
可視光線の赤よりも波長の長い電磁波。
熱作用が強く、対象物の熱を上げる。
赤外線はIR「infra red」と略される。
日傘をさすと涼しく感じますが、これは紫外線を遮っているから涼しく感じるのではなく、熱さを感じる赤外線を含む太陽光を遮っているので、涼しく感じるのです。
日傘の色は白・黒どちらがいいのか

そもそも日傘を選ぶポイントとしては、以下の2つが挙げられます。
1,紫外線を遮る(日焼け対策)
2,赤外線を遮る(熱中症対策)
カラフルな日傘もありますが、代表的な色は白や黒が多いですよね。
白と黒では、色のもたらす作用が微妙に異なるのです。
白は光を反射するから白く見えます。
黒は光を吸収するから黒く見えます。
光とは電磁波ですので、上記の法則は紫外線や赤外線にも当てはまります。

紫外線を反射する白
白い日傘は太陽の光を反射して、紫外線を防ぎます。
ただし、繊維の間を通り抜けたりするので、すべての紫外線を反射できるわけではありません。
紫外線を吸収する黒
黒い日傘は太陽の光を吸収して、紫外線を防ぎます。
こちらもすべての紫外線を吸収するわけではありませんが、白よりは効果が高いと言われています。
照り返し対策も忘れないで
そして忘れてはいけないのが、地面からの照り返しです。
紫外線は上からではなく、下からも横からもあなたを狙ってきます!
ですので、日傘の内側の色にも注意してください。
照り返し対策としておすすめの色は、黒!
内側が黒なら、照り返しの紫外線も傘の内側で吸収できます。
内側が白い日傘だと、照り返しの紫外線が反射して、顔中に当たり散らしてきます・・・恐ろしい!
ベストな日傘の色はこれ!
というわけで、総合的に判断すると
「外側は白、内側は黒」の日傘が、紫外線対策にはもっとも優れていると言えます。
「UVカット」「完全遮光」「外が白で内が黒」
この3点がそろった日傘は、紫外線対策バッチリです!

私は日光アレルギーで、強い日差しに当たると肌に発疹が出てしまうので(汗)
日傘で紫外線対策もしないとです!