黄色/イエロー 色の意味・色彩心理

色には、どんな意味があるのか?

今回は、黄色(イエロー)について詳しくお伝えします。

黄色・イエローの物語

太陽の絵をかくとき、あなたは何色で描きますか?

日本に長く住んでいる大人は、おそらく多くの人が「赤」を使うでしょう。

太陽を赤で描いている絵本やイラストを見て育っているし、日の丸のイメージも強いですからね。

しかし「太陽=赤」とイメージするのは日本人とアジアのごく一部の人たちだけで、世界の多くの人は太陽を黄色で描きます。

ちなみに日本の場合でも、こどもは太陽を黄色で描く子も多いです。

見たまんまの色を表現しているのですね。

太陽の輝きや熱を思い起こさせる黄色は、希望を意味します。

ポジティブなキーワードを多く持つ黄色ですが、わずかにくすむだけで、砂漠の不毛や悪魔のにおいとされる硫黄の色にもなるのです。

また時代や文化の違いによって、神の象徴とされたり、排除の標章ともなりました。

過去の歴史を紐解くと、黄色は複雑で最も矛盾に満ちた色なのかもしれません。

   

また、黄色は色味が光に近いため視認性が高く、よく目立ち、人の注意をひきつけます。

踏切や工事現場、信号など注意を喚起する場所でも黄色がよく使われているのはそのためです。

「進出色」と言われる黄色は実際よりも距離を近く感じるので、車のドライバーが危険を察知して距離を保つように、通学帽やランドセルカバーなどにもよく使われます。

  

黄色・イエローの意味

希望、幸せ、願い、見通し、明るい、無邪気、ユーモア、子供っぽい、目立つ、、輝き、注目を集める、人気者、自己主張、アイデンティティ、個人主義、自立、個の確立、プライド、自己中心的、わがまま、知性、知識、論理的、分析、計画的、好奇心、ひらめき、アイデア、計算高い、ずるい、考えすぎ、理屈っぽい、神経質

      

黄色・イエローが気になるときの心理【ポジティブ】

・無邪気で明るく天真爛漫。みんなの人気者。

・好奇心が旺盛で、やりたいことを次から次へとやっていく。

・何かを学んだり知識を得ることが楽しく、論理的に物事を考えることができる。

・人から注目され、目立つ存在となりやすい。

・個人主義で自立しており、自分という個性を上手に発揮できる。

     

黄色・イエローが気になるときの心理【ネガティブ】

・落ち着きがなくワガママな振る舞いをしてしまう。

・わけもない不安に襲われる。

・知性をずる賢く使うこともできてしまうので、知識で武装し人を言い負かす。

・自己中心的に見えながら、繊細で傷つきやすい一面をもっている。

    

チャクラ

イエローは第3チャクラを表す色で、ソーラプレクサスチャクラと呼びます。

   

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